(ウチのクラスの
英二君の給食費がもう半年も払われていない…)



(お母様も連絡がつかないし…
何だか英二君も日に日に痣やらが出来ている…)



(とりあえずお父様にお話をさして
もらおうかしら…)



お父様に連絡をとらしていただくと、
指定されたのは家でもなけりゃ、
学校でもない。




某シティーホテルの一室だ。



「スミマセン。遅くなりまして。」



『ワシも忙しいのに何なんだ?
息子の事は嫁にまかしてるんだよ…』



ん?
何だかアルコール臭いし、呂律がまわってない。

まさかお酒を…?


いやいや…
話があるとゆうことは伝えてある。



まさかそんな筈は無いだろう。



「いえ。
英二君の事何ですが。
誠に申し上げにくいんですが、
給食費をですね…
半年程滞納してまして…」

『はぁ?
家の事は嫁に任してるって言ってるだろ?』

『しらないね。』



「イヤイヤ。
奥様何ですがお家の方に連絡
さしていただいたんですが…
不在のようでして…


英二君に聞いてもシラナイの一点張り
でして…
ですからお父様にお話を…
と思いまして、本日お時間頂戴さして
頂いたんですが…」



『クドい女だな!』


『嫁に任してるって言葉聞こえないのかよっっ』


大声で怒鳴り散らし机を蹴り上げるお父様。


『金・金・金ってなんだよ…。

パチンコと酒で、

スッカラカンっっ!!』


『金なんてあるわけ無いだろっっ!』



…………

……


(息子が給食費も払えずに肩身の重い学生生活を
してるってゆうのに…
博打に酒…?
どうゆうこと…?!)



「お父さん!!

息子さんの給食費って月三千円程ですよ…。

それを払わず博打に酒って…
親としてどうなんですかぁ?!」



『オイオイ…
俺も大人だよ。
あるんだよ付き合いってもんが…』


(話をしても同じだ。)


(親としての責任の重さを欠片ほどもこの男は
感じて無い。)


(自分の理性を優先して我慢を出来ない
人間なんだ。)




『ひゃひゃひゃ。
今日もパチンコで大負けしたんだよ。』


「一体貴方何考えてるんですか?」



「子供が給食を遠慮して食べてるって
ゆーのに…

奥様も出て行かれたんでしょ?

英二君のあの痣なんなんですか?

貴方の神経疑います!」


余りの男の態度に私の我慢も限界だ。



『お前に何がわかるんだよっ』


『クソ生意気な女だなっ』



『金か?
こおいう払方もあるんだよっっ!!』



無理やり口を抑えられベッドに押し倒される。



シャツの間に指をねじ入れられる…



『体で払いますよ…体で…』


『案外、乳あるじゃねぇか…』


もお我慢の限界だ。


首をつかみ上げ股間に蹴りを入れる。



「貴方…自分が今やったこと何か解ってるん
ですか…」



息を整え、服の乱れを直す。



クヤシイ。



「今の貴方の会話、
録音さしていただいてます。」


「表沙汰にさしていただきますから。」




『オイ!!待てよ!落ち着けよ!』



「待て?
婦女暴行未遂をしたあげく待てですって?」



「言葉選びなさいよ!」


無言の蹴りを股間に入れる。



「スミマセン…ごめんなさい……」


腕をひねり上げ形成を立て直す。



「英二君の痣…貴方ね?」


『……ハイ……。』




「奥さんにも暴力ふるってたんじゃないの?」


『……ハイ…』



「女、子供って弱い生き物にしか強く出れない。

博打に酒?付き合い?
笑わせないで頂戴。

挙げ句に強姦?体で払う?

貴方みたいな性根の腐った
人間には指導が必要ね。」


と渾身のビンタ。




涙ぐむ男。



「泣いてるの?みっともない。
今のは親を選べない英二君の分よ。」



「体で払うんでしょ?」



「うふふ☆
存分に払って頂くとするわ…」



私は教職員の前に一、指導者だ。

最近、この手の親が増えてきている。



弱いものにしか立てつけない人間。

学校のシステムを理解した上で無理を通す親達。



それを窘めていくのが教職員であり指導者だと私は思う。